『センス オブ ワンダー』不思議な気持ち、感覚という意味でしょうか。
この言葉はモンテッソーリのある意味、肝だと思います。
私が0-3歳のディプロマを大阪で受けている時に先生に言われました。『子どもは常にセンスオブワンダーを持っている』『あなた達子どもに仕える者は常にこれを持っていなければいけません』と言われました。
人の気持ち、状況を理解しそれによりそえる事は人間だから出来る事です。
それをしてもらった人は心から感謝するでしょう。
自分の損得のみに執着せず、その先に起こる事を想像しなければいけませんね。
「サル化する人間社会」という本があります。
今の日本または世界の思考の危機を訴えています。
その中でいわれているのが現代人の創造力の欠如です。
もう読まれた方もいらっしゃると思います。
こっちのほうか得、あっちのほうが得と今風が吹いているほうばかり行く事、その先についての創造ができていない危うさ等、一読の価値はあります。
内田樹氏ですので興味がある方はお読みください。
効率を重視することで消えていくものがあります。
子どもは効率を重視しません。
子どもが効率を重視するのはもう大人の入り口に立った時です。
その前にすべきことがありますね。
心を正しく持てる子どもになってもらいたい。
育てる側の心、教師の心がそこに向いていなければそこに導くことはできません。
育てる側とはモンテッソーリではこどもに関わる全ての人のことを指します。
子どもの逸脱の原因は意外なくらい近い存在からの影響が大きいといいます。
逸脱の症状については今度詳しく書きますが、大食い、過度の怖がり、攻撃的、暴言、自分を弱く見せて親の加護求める。などがあります。
子どもがこのような行為をした時には早めの対処が必要です。
子どもは早いうちなら正常化は可能です。
しっかりと向き合うということですね。
本題に戻ります。
今の現状のみに焦点をあてるのではなく、その先にある本当の心の自由をつかむ事のほうが、今は苦しくてもなされるべきと思います。
良い選択を出来る人に育てたいと思いませんか?
センス オブ ワンダーとは子どもと未来を繋げるキーワードです。
センス オブ ワンダー してますか?